アジェンダは、以下:

 

13:00-14:00 起業家講演 小川晋平先生 (AMI(株)代表取締役/医師(循環器内科))

14:00-16:00 チームワーキング/メンタリング

16:00-17:30 チーム中間発表(発表15分+質疑応答15分)

 

HiDEPも終盤に入ってきました。残すところ、本日を入れて2回です。まずは、小川先生による起業家講演。小川先生は循環器内科医でありながら、AMI株式会社を設立され、「超聴診器」の開発に取り組んでおられます。小川先生から医療機器開発のお話を初めて伺ったのは、3年前だったと思いますが、その頃からお一人で、臨床現場の課題を解決する新しいメディカル・イノベーションの創出に情熱を注いでおられました。

ご講演では、以下のようなトピックについてお話していただきました:

● 自己紹介:会社設立からの軌跡

● 開発している医療機器「超聴診器」について:対象疾患、試作品紹介、受賞・メディア、地方での起業

● 新しいヘルスケアサービス:生活習慣病予備軍をターゲットにしたクラウド健診セット、遠隔医療専用のテレビ電話システム

● 私が思うHiDEPの価値:「実際に医療現場を見学して発見した課題を基に、新しい価値を創造する」、医者の常識・非常識

● 各チームの医療機器・医療サービスアイデアに対するアドバイス

 

小川先生のご活躍については、同社のウェブサイトをご覧いただければと思いますが、数々のビジネスコンペで賞を獲得されておられ、NHKやワールドビジネスサテライトにもご出演されておられる注目の起業家です。

 

AMI株式会社

http://ami-kumamoto.com/

 

一見、クールな雰囲気で堅いお話をされるのかと思いきや、毎回、必ずネタを仕込んでおられます。今回のご講演でもいくつかネタが仕込んであり、笑いを取られていました。特に、マネキンネタは鉄板ネタです。

小川先生のご講演に続いて、チームワーキング。今回は、以下の先生方にメンターとしてご参加いただきました(順不同・敬称略)。

 

● 内海 潤(がん研究会 法務・知財支援室 シニアアドバイザー/元日本医療研究開発機構 シニア知的財産コンサルタント)

● 小川 晋平(AMI(株) 代表取締役/循環器内科医)

● Peter  Shane(北海道大学 准教授/国際医療部 副部長/臨床研究開発センター 国際共同開発推進室 室長/北海道大学病院/医師)

● 鷹尾 俊達(神戸大学大学院 医学研究科 消化器内科学分野/医師)

 

最後は、中間発表です。Aチームは、嚥下障害に関する製品、Bチームは、抑うつ症状に関するデバイス、Cチームは、リハビリテーションに関するアプリについて、プレゼンテーションしました。前回の発表の際は、初回ということもあり各チームのアイデアに対して厳しいコメントがありましたが、各チーム、フィードバックを真摯に受け止め、この2週間でブラッシュアップし、前回より充実した発表だったと思います。もちろん、まだまだ掘り下げや詰めが必要なポイントがありますが、メンターの方々のコメントは、全体としてはポジティブでした。

 

小川先生、メンターの先生方、ありがとうございました。受講生の皆さん、次回9/1(土)はいよいよ最終発表です。残りの1ヶ月弱、がんばってやり抜いてください。最終発表、期待しています。

 

HiDEP

https://www.ihk.med.kyoto-u.ac.jp/program

 

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