2018.10.04
イノベーションハブ京都開設1周年を記念し、芝蘭会館にて記念シンポジウムを開催致しました。
イノベーションハブ京都開設1周年を記念し、企業や投資機関、アカデミアのコーディネーター、インキュベーター施設の運営者、学内研究者を対象に「アカデミアからスタートアップへ!」というテーマでシンポジウムを開催いたしました。大学発ベンチャーを育成するために必要なことは何か?について理解を深めて頂きたい、また研究者の先生達には、ベンチャーを立ち上げようと思った際には、あらゆる面で支援してもらえる仕組みがある事を知って頂きたい、という趣旨で企画いたしました。
基調講演は、Skyline Ventures, Managing Director の金子 恭規 氏に務めて頂きました。Genentech社を始めとした、アメリカのバイオテックベンチャーにおいて金子 氏が経験なさった事をもとに、ご講演をして頂きました。その後は、「産」と「学」のそれぞれの立場から、高橋 俊一 氏(バイエル薬品株式会社)、北岡 康夫 氏(大阪大学共創機構 産学共創本部)、曽山 明彦 氏(一般社団法人LINK-J)より、大学発ベンチャーを育成するために行っている取り組みについて、それぞれご講演いただきました。
本学医学研究科からは、萩原 正敏、寺西 豊、山口 太郎より、医学研究科内のエコシステム、そしてその一翼を担うイノベーションハブ京都での具体的活動について、紹介致しました。
コーヒーブレイク時には、イノベーションハブ京都入居企業によるポスター展示や、試作品等の展示を行い、入居企業がどのような事業を行っているのかを、皆様に知って頂きました。
参加者の皆様には、本シンポジウムを通して、大学発ベンチャーの育成への理解を深め、また新たなネットワークを構築できた、と感じて頂けておりますと幸いです。当日ご講演いただきました皆様、またご来場いただきました皆様に、心より御礼申しあげます。
さて、イノベーションハブ京都では、ベンチャー創業・育成にお力添え頂けるパートナー企業さまを募集しております。私共も、大学発ベンチャーが多く誕生し、少しでもスムーズに発展していくよう尽力してまいりますが、やはり企業の方々や専門家の方々との交流やアドバイスは欠かせないものと感じております。京都大学発ベンチャーの育成にご興味をお持ちの方、詳細をお尋ねになりたい方は、是非イノベーションハブ京都までご連絡ください。