• 石倉先生からは、「日本発医療機器のグローバル展開への挑戦」と題して、日本医療機器開発機構(JOMDD)の事業のご紹介、及び医療機器・医療イノベーション事業化にあたっての検討事項、医療イノベーションの潮流についてのご講演を行っていただきました。インキュベーターとしての実務や調査・分析のポイント、ニーズへの解決策の考え方(ニーズの幅を検討するべき)、薬事・マーケティング戦略など、非常に多岐にわたる内容について貴重な情報を提供していただき、大変参考になりました。医療ニーズや治療の多様化・細分化を受けてJOMDDの投資領域も広がっていることから、どのようなステージのものであっても、投資価値の有無にはこだわらずにまずは相談に乗っていただけるとのことでした。

  • 上野先生からは、「デジタル医療による持続可能な医療」の実現を目指すにあたって、なぜ起業に至ったのか、なぜ課題解決にIT技術を使うことにしたのか、IT技術でサスメドが取り組んでいる3つの課題 (治療アプリの開発、効率的な臨床開発のためのシステム開発、AIデータ分析)の背景とその具体的ソリューションについて非常に分かりやすく説明していただきました。起業家、医師及び研究者としての豊富なご経験を踏まえたお話をいただき、これから起業を目指す受講生にはとても貴重なお話でした。


  • 後半、各チームの中間発表を行いました。計画の進捗にはチーム間で多少の差はありますが、いずれの提案も精力的に検討され、的確にニーズを捉えたものとの印象でした。今回、投資家、機器事業者、医師、起業家など様々なバックグラウンドのメンターの先生方より活発な御発言があり、今後のブラッシュアップに向けて貴重なコメントやアドバイスをいただきました。最終報告まで残り一か月弱となりましたが、これらのアドバイスを踏まえ、より完成度の高い提案が仕上がることを期待したいと思います。

 

以上

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