• 柏先生のセッションでは、ビジネスモデルキャンパスについての簡単な講義の後、スタートアップに向くとされるリーンキャンバスの記入方法をワークショップ形式で学びました。キャンバスへの記入順や記入要領についても丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。続いて、各チームプランのキャンバスへの実際の落とし込み作業を行い、最後に全体で発表しました。各チームで温めてきたアイデアについて、今回初めてキャンバスを構成する要素毎に分解・整理したことから、これまでに気づかなかったこと、検討が不十分であったこと、漏れていたことが見つかったケースもあると思います。また、各先生方や他メンバーから貴重な指摘やコメントをいただきました。これらは今後のプランの仕上げに大変参考になると思われ、非常にタイムリーな機会であったと思います。

 

 

 

 

 

外山先生には、「スタートアップのファイナンス全般」について、資金調達の手段・タイミング、投資家の選び方、事業計画と資本政策、必要資金の算出方法、企業価値評価(valuation)の理論・実務などの切り口で、幅広く、内容の濃い講義を行っていただきました。また、(株)メルカリや(株)Welbyの実例を用い、有価証券報告書の読み方やvaluation算出方法などの実践的なことも教えていただき、大変勉強になりました。先生からは、シリーズAなど最初のステージのファイナンス条件によってその後のラウンドが決まってしまうことが多いので、なるべく早い時期にファイナンス専門家や弁護士等に相談するべきとの貴重なアドバイスをいただきました。起業家にとっては信頼できる専門家を早く見つけることが成功ポイントの一つとのことでした。

 

 

 

 

以上

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