【日時】2021年2月10日(水)18::00-20:00

【会場】オンライン(Zoomウェビナー)

【対象者】オープン(学内外の学生、研究者、企業人)

【講師】森下陽介 先生(HILLTOP(株) チーフデザイナー)

【プログラム】

1.プロトタイピング講義

2.工房紹介

3.プロトタイピングデモ

【主催】京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構

【共催】先端医療研究開発機構、AMED「次世代医療機器連携拠点整備等事業」

 

HiDEP開始当初からご協力いただいている森下先生をお招きし、医療機器開発やデザイン思考においてアイデアをかたちにするプロトタイピングについて、講義とデモを行っていただきました。

講義では、以下のトピックについて、具体的事例も交えて非常にわかりやすく解説していただきました。

・プロトタイプとは何か

・プロトタイピングとUX

・ハードウエア プロトタイピング

・ソフトウエア プロトタイピング

続いて、イノベーションハブ京都(医薬系総合研究棟3-4階)に立ち上がった工房のオンライン紹介を行いました。当施設では、CAD、3Dプリンタ、レーザー加工機、工具類など、プロトタイピングに必要な機器を一通り揃えています。

最後に、工房にてプロトタイピングのデモを行っていただきました。題材はコーヒーカップに装着する取っ手の作製です。プロトタイプ作製までに、①サイズ計測、②CADでの設計図作製、③プリンティングのプロセスがあります。今回は時間の関係で最後のプリンティングの実演は割愛しましたが、ノギスを使っての寸法の測定の模様やCADソフトでの設計図仕上げの過程を細かに見学することが出来ました。

 

 

 

 

以上、プロトタイピングの基礎を学習するとともに具体的作業内容を見ることが出来、聴講者には貴重な経験であったと思います。尚、当施設のプロトタイプ工房は申し込みによりどなたでも利用が可能です。また、工作機械使用方法の講習会やCAD作成サービスの提供等を企画中ですので、今後これらも活用していただければと思います。

 

以上

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