2021.08.26
【7/28】第5回HiDEP21を開催しました。
日時:2021年7月28日(水)18:30~20:30
会場:オンライン(Zoomミーティング)
講師:
牧 兼充 先生 (早稲田大学ビジネススクール 准教授/カリフォルニア大学 サンディエゴ校 客員助教授)
葛西 信太郎 先生( 早稲田大学ビジネススクール・修士課程)
内容:「シミュレーション” The Food Truck Challenge”を通じて、アントレプレナーシップのエッセンスを学ぶ」
今回は牧先生と葛西先生にシミュレーション 「The Food Truck Challenge」を実施していただきました。
授業では、事前課題として行ったシミュレーションで、困ったこと・課題は何であったか、Boomtownはどんな特徴を持った街と捉えたか、どのような意思決定をしたか、なぜその選択をしたか等について、受講生からの発表・意見を交えながら、詳細な分析や解説を加えていただきました。
この授業の達成目標は以下の内容でした。受講生は今回の2時間の授業を通じてこれらを学ぶことが出来たと思います。
・変化の激しい環境におけるプロトタイプの役割を理解する
・アントレプレナーが新事業創造において遭遇するトレードオフを学ぶ
・良いプロトタイプ、悪いプロトタイプについて理解する
・アントレプレナーが実践する、フィードバックから修正し学んでいくと
いう意思決定を学ぶ
最後に、今回の授業で学んだこと(Takeaway)の整理を行っていただくとともに、各受講生より発表を行いました。これにより受講者は学んだことの整理が出来、さらに理解をが深まったと思います。
主なTakeaways:
・ “Learning by doing”には、既存の分析アプローチに比べて、様々な強みがある。
・ 既存の分析アプローチは、安定した予測できる環境では有効。
・予測できない環境では、”Learning by Doing”を実践するしかない。
・アントレプレナーは、売り上げを早くあげるプレッシャーに負けてしまうことが多々ある。
・プロトタイプは、テストして学ぶためにとても有効。
・プロトタイプを終了し、スケールするタイミングは学習の量を図ることがポイント。
以上、前々回のデザイン思考、前回のIDEOケースディスカッションを含めてつながりのある計3回の授業を受けることが出来ました。これらは今後のHiDEP活動に活用できる非常に貴重な経験となると思います。牧先生はじめ諸先生方に深く感謝申し上げます。
以上