日時:2022年11月17日(木)18:00-19:15

会場:Zoomオンライン開催

対象:オープン(学内外の学生、研究者、企業の方)

プログラム:

・18:00-19:00

「外科医が手術支援ロボットをつくるために立ち上げたスタートアップA-Tractionの着想から買収まで」

伊藤雅昭先生 国立がん研究センター東病院 副院長研究担当(医療機器)(大腸外科長/先端医療開発センター 手術機器開発分野長を併任)

・19:00-19:15

「令和3年度特許出願技術動向調査 - 手術支援ロボット -について」

菊地康彦先生 特許庁 審査第二部医療機器(治療機器) 審査官

まずは、がん研究センター東病院の伊藤先生より、先端医療開発センターの組織体制や代表的研究の紹介とともに、ご自身が立ち上げ、EXITさせたスタートアップ 「A-Traction」の着想から買収までの経緯について説明していただきました。どのような医療機器をつくるべきかの開発初期の気付き、当初よりどのようなイノベーションを目指したか、技術・資金面の苦労と克服、出来上がったロボットの価値、A-Tractionがなぜ成功したか、外科医としてご自身が果たされた役割などについて、非常に内容の濃い示唆に富んだお話しをしていただきました。

続いて、特許庁の菊地先生より、手術支援ロボットの特許出願技術動向調査(令和3年度)の紹介を行っていただきました。総合分析では、市場・事業化の観点から「事業化視点をもって手術支援ロボットの研究開発を進めるべきである」との提言とのことでした。

以上

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