日時:2023年8月26日(土)13:00-17:30

会場:イノベーションハブ京都 3階 セミナー室

内容:

・講演1 瀧 宏文 先生 

     (株)マリ CEO, CTO & FOUNDER

    「ニーズ起点の医療機器開発」

      ~Stanford Biodesignからの起業~

・講演2 所 哲哉 先生 

     サナメディ(株) マネージャー

    「医療機器開発の実際」 

     ~事業化支援の経験から考えるポイント~

・中間発表

メンター:瀧先生、所先生、内海先生

瀧先生講演

先生はスタンフォードバイオデザインプログラムに参加し、2017年に非接触SAS治療機器の開発を手がける(株)マリを設立されました。講演では、スタンフォードバイオデザインの特徴であるNeeds-drivenプロセス(Needs特定⇔アイデア創造⇔実装)について、メリットとデメリット、医療needsの探索方法、チーム構成の重要性、技術ソリューションの開発手法などについて、先生の経験を踏まえて丁寧に説明していただきました。Q&Aセッションでは、医療現場でのNeeds探索方法やNeedsの優先順位付けに関する質問が行われました。

所先生講演

先生は医療機器製造販売などの自社事業や投資、コンサルティングを手がけるサナメディ(株)で、事業化の支援を担当しています。今回は以下の内容についてご講演いただきました。

 -医療機器の事業化プロセス

 -事業化における課題(売上見込み低減、採算性確保、

  組織体制構築の難しさ)

 -プログラム医療機器の開発における課題

Q&Aセッションでは、死の谷を乗り越える方法やプログラム医療機器の開発方針(ヘルスケアアプリとして展開するか医療機器として展開するか)などについての質問が出されました。

中間発表

5つのチームがそれぞれビジネスアイデアの中間報告を行いました。各発表に対してメンターの先生方からさまざまな観点で活発な質問が行われ、非常に有意義な発表の機会となりました。次回(9/16)が最終回となりますが、今回のアドバイスを踏まえてさらにブラッシュアップされた提案が期待されます。

以上

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