日時:2024年3月7日(木)18:00-19:00

会場:イノベーションハブ京都 3階セミナー室

対象:オープン(学内外の学生、研究者、企業の方など)

講師:合田公志郎先生

  (株)MBR 取締役(知財担当)

  (株)AND(機械系ベンチャー)技術顧問

  小胞体ストレス研究所(株)(徳島大発ベンチャー) 

  取締役(知財担当)

  特許庁委嘱事業 知財戦略デザイナー(鳥取大学担当)

内容:失敗事例から学ぶ:創薬ベンチャー編

今回のご講演では、うまく成長していない創薬ベンチャーに注目し、それらの事例から学ぶべき点について、以下の内容に沿ってお話しいただきました。

・創薬ベンチャーについて

(役割、課題、経営資源の重要性)

・マスコミに登場した創薬ベンチャーの現在

(iHeart Japan、ツーセル、クオリプス、メトセラ)

・創薬ベンチャーの経営資源(人・物・金)の課題解決の

 ために

・創薬ベンチャーのケース・スタデイから学ぶこと

・創薬ベンチャーを作って失敗しないために

 a)ベンチャーの経営資源(人・物・金)の内容(実体)と

  準備準備状況を熟慮すること。

 b)ベンチャーで勝負する期間を設定する

 c)資金調達のリスクを考える

 d)ベンチャー設立時には次の覚悟を持つことが望ましい

  ①ベンチャーの経営資源(人・物・金)にも、

   賞味期限を考える必要がある。

  ②研究者がベンチャーを作る時に覚悟することは、

   失敗を予想して、それを想定してベンチャーを作る

   ことである。

以上、豊富なご経験と整理された情報をベースにした貴重なアドバイスをいただき大変感謝しています。今回の講演は、起業を目指す方やベンチャー経営者、新規事業を担う企業の方々にとって、貴重な学びの機会となったと思います。

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