2024.11.01
第87回IHK交流会の実施報告です。
日時:2024年10月30日(水)18:00-19:30
会場:オンライン(Zoomミーティング)
対象:オープン(学内外の学生、研究者、企業の方など)
講師:小林啓治 様
武田病院グループ本部 福祉介護部 部長
(医療法人担当)
タイトル:介護現場におけるDX化の現状と課題
-介護ニーズ起点で製品開発しよう!-
昨年に引き続き小林様をお招きし、介護現場におけるDX化の現状と課題について、以下のアジェンダに沿ってご講演いただきました。
1.介護における将来の見通し
2.医療と介護の連携
3.DX化のポイントをAIに聞いてみた
4.国が進める医療と介護のDX
5.令和6年度介護報酬改定について
6.令和6年度都道府県別介護ロボット&ICT導入支援事業
予算見込み
Q&Aセッションでは、介護業界でどのような分野に投資を優先すべきか、今後のDXのニーズにはどのようなものがあるか、介護機器の購入決裁者は誰か(どのようにアプローチすればよいか)などの質問がありました。これら一つひとつの質問に対して、小林様には丁寧にご見解をお聞かせいただきました。
今回は、令和6年度の報酬改定や都道府県の予算など、業界を取り巻く最新情報のアップデート、動画を用いたDX化の現状紹介、介護実施者の目線から見た課題の紹介を丁寧に行っていただきました。介護分野に関心をお持ちの研究者や学生の皆様、介護領域への参入を検討している企業の皆様にとって、有意義な講演となったと感じております。
以上