2024.12.23
第89回IHK交流会の実施報告です。
日時:2024年12月21日(土)13:00-16:00
会場:イノベーションハブ京都
対象:オープン(学内外の学生、研究者、企業の方など)
講師:泉 晃 先生
株式会社リュウェル( 代表取締役 )
SREホールディングス株式会社(常務執行役員CDO)
琉球大学医学部先端医学研究センター(特命准教授)
タイトル:医療AIセミナー&ワークショップ
昨年に続いて泉先生をお招きし、以下のプログラムで講義とハンズオンを行っていただきました。
●医療系AIとRWD活用の最新事例
●RWD解析ハンズオン
●生成系AIの概要
●LLMハンズオン
講義では、AIの創薬やゲノム・RWD解析、医療への応用や課題、規制など幅広い内容について、数多くの事例を交えながら、現状や今後の方向性を詳しく解説していただきました。また、LLM(大規模言語モデル)の流れや課題、生成系AIの概要、そのビジネスインパクトについても説明していただきました。
RWD解析ハンズオンでは、ブラウザから直接Pythonを記述・実行できるサービスであるGoogle Colaboratoryを使用し、MIMICデータ(Bostonの病院に入院する患者の匿名化されたDBで、臨床検査値や薬剤、バイタルなど包括的なデータを含む)を用いてデータ抽出、モデル作成、解析の演習を行いました。
Q&Aセッションでは、海外における規制動向や医療応用の現状など、多岐にわたる質問が寄せられ、先生がそれぞれ丁寧に回答してくださいました。
以上、医療AIに関心をお持ちの方やAI開発に携わる方にとって、現状や課題を深く理解し、AI解析を実体験できる貴重な機会となったと考えます。
以上