2018.05.07
昨年実施したトライアルでは受講生からご好評をいただき、その際のフィードバックを基に、大幅にバージョンアップしての開催です。
HiDEP https://www.ihk.med.kyoto-u.ac.jp/program
具体的には、デジタルヘルス、マーケティング、医療・介護政策などなど講義の数を増やす共に、さらに臨床見学についても、肝胆膵・移植外科、循環器内科、リハビリテーション、高齢者福祉施設に加えて、新たに整形外科、放射線科、口腔外科を見学対象としました。
学外のクリニックもご見学いただきます。
今年度の受講生は、本学医学研究科の大学院生、経営管理大学院の教員、製薬企業、金融機関、化学メーカーなど、13名の方々です。
(もっと多くの方々にご参加いただきたいのですが、臨床見学のキャパの都合で、これ以上の受け入れが難しいのが非常に残念です)
専門性や年齢が異なる、多様性に富んだ受講生は3チームに分かれ、これから医療機器開発、経営などに関する講義を受け、臨床現場(手術、リハビリ、介護など)を見学し、臨床ニーズに基づく新しい医療機器・サービス等の開発に取り組んで行きます。
最終回のDemoDay(9/1)では、各チーム、プロトタイプを使って医療機器・サービス等のビジネスアイデアをご発表いただきます。
初回2日間の内容は、以下です。
・イントロダクション
・講義「医療現場からの医療機器研究開発」 内海潤先生(がん研究会法務・知財支援室 シニアアドバイザー/元・日本医療研究開発機構 シニア知的財産コンサルタント)
・講義「医療・介護の政策」 田中将之先生(特定非営利活動法人「日本医療経営機構」 主任研究員)
・懇親会
・講義「顧客体験のデザインによるイノベーション発想」 井登 友一 (Yuichi Inobori)先生(株式会社インフォバーン 取締役執行役員/京都支社長)
・ワークショップ「The Wallet Project」(デザイン思考) 井登友一先生
・ケーススタディ「IDEOの製品開発」(Harvard Business School) 牧兼充先生(早稲田大学大学院経営管理研究科
准教授/カリフォルニア大学サンディエゴ校 客員助教授)