日時：2025年11月5日（水）13:00-17:00

会場：
イノベーションハブ京都 3階セミナー室＆ZOOMオンライン

講師：
八木雅和 先生
（大阪大学 大学院医学系研究科 保健学専攻
　未来医療学寄付講座准教授、
　ジャパンバイオデザイン プログラムディレクター）

講演（事例紹介）：
金田 恵理 先生
（株式会社NEOMIZM、代表取締役）

メンター：
中尾浩治 先生
（一般社団法人 日本バイオデザイン学会
　特別顧問（ ファウンダー）PhD、
　慶応義塾大学法学部、早稲田大学大学院
　先進工学研究科生命医科学博士）

日本バイオデザイン学会の立ち上げなど、幅広くご活躍されている八木先生と、豊富なご経験をお持ちの中尾先生をお招きし、「HiDEP Advance by Biodesign」をスタートしました。

今回受講するのは、診断用デンタルカメラの開発を目指すチーム（今年度HiDEPの卒業生を含む3名）と、新しい酸素供給機の開発を目指すチーム（今年度HiDEPの卒業生を含む4名）です。

まず最初に、各チームのビジネスアイデアについて、ターゲット、解決したい課題、満たすべきニーズ、ソリューション、市場規模などを発表し、八木先生・中尾先生より、鋭い指摘を含む多角的なコメントやアドバイスをいただきました。

続いて、八木先生より、現場観察、課題設定、ニーズの定義、ブラッシュアップといった、バイオデザインの基本的な考え方やプロセスについて講義を行っていただき、さらに、ニーズの定義やブラッシュアップなどのワークを通じてご指導をいただきました。

講演（事例紹介）では、更年期女性のホットフラッシュ治療デバイスの開発を目指して起業された金田先生に、事業内容を貴重な経験談を交えてご紹介いただきました。このご発表に対しても、メンターの先生方や受講生との間で非常に活発な質疑応答が行われ、受講生にとって大変有意義な学びの機会となりました。

最後に中尾先生より、受講生への語りかけの形で、バイオデザインの要諦について熱くお話しいただきました。キーメッセージは “No Business, No Innovation” でした。

今後の予定としては、1月28日の最終発表を目標に、1～2週間ごとに2時間程度、八木先生からオンラインでご指導をいただきながら、アイデアをブラッシュアップしていく予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上