2025.11.11
第101回IHK交流会の実施報告です。
日時:2025年11月8日(土)10:00-17:00
会場:イノベーションハブ京都
対象:
オープン(医療機器開発に関心のある企業の方など・学生・研究者など)
講師:原 陽介 先生
株式会社ヘルスケアビジネス総合研究所 代表取締役
株式会社ライフトゥデイ 代表取締役
神戸大学大学院医療創成工学専攻 特命准教授
東北大学大学院医工学研究科 非常勤講師
東北大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 非常勤医師
ジャパンバイオデザイン アシスタントファカルティ
タイトル:医療機器開発のためのAI活用ワークショップ
以前にデザイン思考のセミナーを実施していただいた原先生を再びお招きし、AI活用に関する講義とワークショップを行っていただきました。
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冒頭、本セミナーのねらいは、①生成AIの基本を理解し、指示を出すスキルを身に付ける、②診療や医療機器開発におけるAIの応用方法をイメージする、③AIを活用して自己学習するスキルを身に付けアプリ開発に挑戦する、の3点であるとされ、以下の構成で進めていただきました。
・イントロダクション(講義)
・AIスキルの全体像とマインドセット(講義)
・プロンプトエンジニアリングの基礎(ワーク)
・応用スキル(講義・実演)
・「AIラーニングの実践」(メインワーク)
・医療機器開発へのAI応用ケーススタディ(講義)
・高付加価値AIツールと今後の展望(講義)
講義では、生成AIの仕組み、AIを最速で習得する方法、ChatGPT・Claude・Geminiの各特長、AIスキルの全体像、そしてAIの医療機器開発への応用と今後の展望について、わかりやすく丁寧に解説していただきました。
メインワークでは、「AIラーニングの実践」と「アプリ開発」をテーマに、①自身の業務課題をもとに解決アイデアを具体化、②ChatGPTとの対話を通じてプログラミング指示書を作成、③ノーコード開発ツールであるLovableに指示書を入力しアプリを生成、④ChatGPTを介してアプリの追加・修正を行う、という一連のプロセスを体験しました。ここでは、プログラミング経験がなくてもアプリを作成できることを実感しました。
最後に、ワークショップのまとめとして、
①マインドセット(AIは単なる道具ではなく、超優秀だが指示待ちの新人パートナーとしてとらえるべき)、
②プロンプト(AIの出力品質は指示の具体性「役割・文脈・形式」によって決まる。一度で完成を目指さず、対話を重ねることが重要)、
③AIラーニング(AIを教師・コンサル・コーチとして活用し、自走する力)、
の3点が強調されました。
以上、網羅的でありながら実践的な内容の、非常に充実したセミナーを実施していただきました。今回得られた知識と経験は、参加者の皆さんがすぐに現場で活かせる内容だったと思います。
原先生、誠にありがとうございました。
以上